
2010年08月12日
アクチベータテクニック
こんにちは、⇒「宗像市の整体・マッサージ・カイロプラクティックのかつきカイロ」の香月です。
テクニック編、第3弾です。
今回は、僕が最も多用するテクニックである、「アクチベータテクニック」です。これは、「アクチベータ器」といわれる矯正器具を使って、矯正するものです。
ここで、アクチベータを説明する前に、「矯正」ということについて、お話ししなければなりません。
例えば、ある骨のズレを矯正しようとする場合、2つの要素が必要になってきます。それは、「矯正する力」と「矯正するスピード」です。※ここでは、矯正の方向、他の骨が一緒に動かないためのロック、矯正のタイミングなどのいわゆる「セットアップ」は除きます。
この2つの要素が合わさって、関節の矯正が達成されます。よって、力が強ければ、多少スピードが遅くても矯正は達成されますし、逆に、スピードが速ければ速いほど、その圧力は少なくてすみます。カイロプラクターは、患者さんの負担をできるだけ減らすことが大事ですので、矯正のスピードを上げて、力を小さくするように努めています。佐賀カイロ協会でも、力を瞬間的に発揮する訓練を受けます。
矯正の要素が分かったところで、アクチベータの説明に戻ります。矯正には「力」と「スピード」が必要であるとお話ししましたが、その中の「スピード」を人間が手で行うよりも約300倍速くしたものが「アクチベータ」です。これだけスピードを上げることによって、力はかなり小さくすることができます。実際、はじめて受けられる方の手のひらに「パチン」と打つと、あまりの軽い刺激に驚かれる方が多いです。
「矯正のスピードを上げて、少ない力で矯正する」
これが、上記で説明した、アクチベータの大きな特徴の1つです。
そして、大きな特徴がもう一つあります。
それは、「神経反応を見ながら、検査と矯正を同時に行う」
ということです。
どういうことかと言いますと、カイロプラクティックでは通常、関節をいろんな方向に動かしてズレの方向を見ます。(これをモーションパルペーションといいます)それを、アクチベータでは、「特殊な検査による足の長さの変化」をみます。その「特殊な検査」については、また別の機会にお話ししますが、説明会などで、実際に見ていただくと、皆さん一様に驚かれます。また、その検査と矯正を足から頭まで繰り返していくのですが、そのほとんどをうつ伏せで行います。頻繁に体の向きを変える必要がないため、患者さんにとって、非常に負担の少ない治療法と言えます。
ここで、あまり参考にならないかもしれませんが、アクチベータ器のイメージをお伝えしてみようと思います。まず、ノック式のボールペンを用意していただき、ノックしてペン先を出して指を離します。次に、ペン先を戻すために再びノックを押して、普通に指を離すのではなく、指を横にずらすようにしてパッと離すと、ノック部分がバネの力でパチッと戻ると思います。これを人間の身体に合わせて圧力を調整してあるものがアクチベータ器です。(わかりにくいですね…ゴメンナサイ^_^;)ちなみに今まで治療を受けられた方からは「パチパチ君」とか言われていました。
アクチベータの特徴をおさらいしますと、「器具を使って、少ない刺激で、うつぶせのまま、足の先から頭のてっぺんまで検査と矯正を同時に行えるカイロプラクティック」ということになります。
余談ですが、インターネットなどでは多くの場合「アクチベータ」ではなく、「アクティベータ」と記載されていることが多いです。
僕が調べただけでも、福岡では、天神やその他のカイロプラクティック院で、かなり多くのところが使用されているようです。また、佐賀県では、佐賀カイロプラクティック協会の会員の治療院では、アクチベータ治療を受けることができます。
当院のホームページはこちらです
⇒宗像市の整体・マッサージ・カイロプラクティックなら「かつきカイロ」
⇒宗像市の整体・マッサージ・カイロプラクティック:「かつきカイロ」のブログ
テクニック編、第3弾です。
今回は、僕が最も多用するテクニックである、「アクチベータテクニック」です。これは、「アクチベータ器」といわれる矯正器具を使って、矯正するものです。
ここで、アクチベータを説明する前に、「矯正」ということについて、お話ししなければなりません。
例えば、ある骨のズレを矯正しようとする場合、2つの要素が必要になってきます。それは、「矯正する力」と「矯正するスピード」です。※ここでは、矯正の方向、他の骨が一緒に動かないためのロック、矯正のタイミングなどのいわゆる「セットアップ」は除きます。
この2つの要素が合わさって、関節の矯正が達成されます。よって、力が強ければ、多少スピードが遅くても矯正は達成されますし、逆に、スピードが速ければ速いほど、その圧力は少なくてすみます。カイロプラクターは、患者さんの負担をできるだけ減らすことが大事ですので、矯正のスピードを上げて、力を小さくするように努めています。佐賀カイロ協会でも、力を瞬間的に発揮する訓練を受けます。
矯正の要素が分かったところで、アクチベータの説明に戻ります。矯正には「力」と「スピード」が必要であるとお話ししましたが、その中の「スピード」を人間が手で行うよりも約300倍速くしたものが「アクチベータ」です。これだけスピードを上げることによって、力はかなり小さくすることができます。実際、はじめて受けられる方の手のひらに「パチン」と打つと、あまりの軽い刺激に驚かれる方が多いです。
「矯正のスピードを上げて、少ない力で矯正する」
これが、上記で説明した、アクチベータの大きな特徴の1つです。
そして、大きな特徴がもう一つあります。
それは、「神経反応を見ながら、検査と矯正を同時に行う」
ということです。
どういうことかと言いますと、カイロプラクティックでは通常、関節をいろんな方向に動かしてズレの方向を見ます。(これをモーションパルペーションといいます)それを、アクチベータでは、「特殊な検査による足の長さの変化」をみます。その「特殊な検査」については、また別の機会にお話ししますが、説明会などで、実際に見ていただくと、皆さん一様に驚かれます。また、その検査と矯正を足から頭まで繰り返していくのですが、そのほとんどをうつ伏せで行います。頻繁に体の向きを変える必要がないため、患者さんにとって、非常に負担の少ない治療法と言えます。
ここで、あまり参考にならないかもしれませんが、アクチベータ器のイメージをお伝えしてみようと思います。まず、ノック式のボールペンを用意していただき、ノックしてペン先を出して指を離します。次に、ペン先を戻すために再びノックを押して、普通に指を離すのではなく、指を横にずらすようにしてパッと離すと、ノック部分がバネの力でパチッと戻ると思います。これを人間の身体に合わせて圧力を調整してあるものがアクチベータ器です。(わかりにくいですね…ゴメンナサイ^_^;)ちなみに今まで治療を受けられた方からは「パチパチ君」とか言われていました。
アクチベータの特徴をおさらいしますと、「器具を使って、少ない刺激で、うつぶせのまま、足の先から頭のてっぺんまで検査と矯正を同時に行えるカイロプラクティック」ということになります。
余談ですが、インターネットなどでは多くの場合「アクチベータ」ではなく、「アクティベータ」と記載されていることが多いです。
僕が調べただけでも、福岡では、天神やその他のカイロプラクティック院で、かなり多くのところが使用されているようです。また、佐賀県では、佐賀カイロプラクティック協会の会員の治療院では、アクチベータ治療を受けることができます。
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2010年07月22日
筋バランスメソッド
こんにちは、⇒宗像市のカイロプラクティックの香月です。
カテゴリーは「カイロプラクティックテクニック」としていますが、カイロの教科書等に記載されているわけではありません。
これは何を隠そう僕の先生である「佐賀カイロプラクティック協会」長の縄田隆志先生が考案した、全身のバランスを整えるテクニックです。
効果は臨床で実証済みですが、さらにマイナーチェンジを繰り返し、常にもっとも効果の出る状態にしてあります。
僕が受講した時に、前回受講した方が見えられていたのですが、その時点で既にいくつかの改良点があったようです。
ですので、次回の講座でも、さらなる改良がなされているかもしれません。
ところで、バランスメソッドを誰かに説明する際、どうやってお話したらよいか、今でも考えてしまいます。
整体? マッサージ? リフレクソロジー? 気功?
どれもあてはまりません。
カテゴリー分けができないのです。
「バランスメソッド」は「バランスメソッド」としか言いようがないのです。
実際、あちこちのいろんなところで施術を受けたことがある方ほど、
「こういう感じの施術は初めてですね、今までで一番いいかも」
などどおっしゃいます。
そして、押したり揉んだりされるのが苦手な人でも、バランスだけは大丈夫という方が何人もいらっしゃいます。
それだけ独自性があって、ソフトで安全なテクニックと言えるでしょう。
実際の施術は、おもに関節をうまく使って筋肉の緊張を解いたり、動きをよくしたり、はては内臓にはたらきかけたりと、一見するとシンプルなように見えますが、実は細かい手順や決まりごとが山のようにあって、うまくできるようにしっかりと練習しなければなりません。
練習すればするほど、効果が出るようになると思います。
バランスメソッドについての私見を・・・
筋肉は使い過ぎなどで、筋疲労を起こすと、硬くなって動きが悪くなります。また、ストレスなどで緊張した状態が続くと同じように筋肉が凝り固まってしまいます。
そうなってしまった筋肉をゆるめようとする場合、直接その筋肉を押したり揉みほぐしたりするのがいわゆるマッサージです。
効果は確かにあると思いますが、筋肉に直接アプローチするため、筋繊維が傷つきやすく、炎症を起こしたりします。
これがいわゆる「揉み返し」といわれるものです。
特に、違和感の原因が筋肉の奥深くにある場合、軽いタッチでは届かないため必然的に強い力で揉むことになり、さらに筋繊維がダメージを受けてしまいます。
また、人間には刺激に対して耐性がはたらきますので、同じ強さの刺激では物足りなくなり、どんどんエスカレートしてしまう方もいらっしゃるようです。
そのような方を施術すると、筋肉が骨のように硬くなっていたりします。
その点、バランスメソッドでは、「関節」にアプローチします。
直接筋肉を押したり揉んだりということは一切ありません。
筋肉というのは必ず2つ以上の骨にまたがって付いています。
筋肉(ここでは骨格筋:随意筋)の機能は脳の命令に従って縮むことですが、縮むということは、本来ゴムのように伸縮性があるということです。
これが凝り固まっている場合は、筋肉に直接アプローチせずとも、そのまたがっている骨(関節)をうまく動かしてやれば、自然と緊張状態はやわらいできます。そして揉み返しもありません。
この「うまく動かす」という部分が難しいわけですが。
最近、治療をしていると、関節にはたらきかけていると同時に、脳に向かって、「ここの部分の緊張を解いてもいいんだよ~」と信号を送っているという感覚すらしています。(先生、間違っていたらゴメンナサイ!)
カイロプラクティックでいうところの「骨のズレ」というのは、何も勝手に骨がずれるわけではなくて、その骨にくっついている筋肉が緊張して引っ張っている状態です。
ですから、カイロプラクティックの矯正とは、筋肉の矯正であるといえます。
筋肉、つまり、バランスメソッドでもからだのズレ、ゆがみをとる効果があるということです。
実際、ズレが治ったかどうかの一つの指標として、「筋力検査」というものがありますが、バランスメソッドの前後で検査すると、検査前は力の入らなかった筋力が、検査後には明らかに力が入るようになります。
もちろん、きついズレなどのときには、カイロプラクティックによるしっかりとした矯正が必要ですが、軽いズレ程度であれば、バランスメソッドで充分改善させることができます。
これまでで、患者さんから喜ばれたものとして、
・便秘がよくなった
・むくみがとれた
・背中の痛みがなくなった
・肩こりがいつのまにか消えていた
・膝の痛みがなくなった
・股関節の痛みが軽くなった
・翌日の寝起きが違う
・足の疲れ、だるさがとれた
・何より気持いい!
など、数えあげればキリがありません。
こんなに効果があって、ソフトで安全、何より気持ちいい!な「筋バランスメソッド講座」がいよいよ始まります!
詳細はこちらをご覧くださいね!⇒筋バランスメソッド講座
当院のホームページはこちらです
⇒宗像市 カイロプラクティック
⇒宗像市 カイロプラクティックのブログ
リンク
⇒宗像市 整体
⇒宗像市 マッサージ
⇒宗像市 整骨院・接骨院
カテゴリーは「カイロプラクティックテクニック」としていますが、カイロの教科書等に記載されているわけではありません。
これは何を隠そう僕の先生である「佐賀カイロプラクティック協会」長の縄田隆志先生が考案した、全身のバランスを整えるテクニックです。
効果は臨床で実証済みですが、さらにマイナーチェンジを繰り返し、常にもっとも効果の出る状態にしてあります。
僕が受講した時に、前回受講した方が見えられていたのですが、その時点で既にいくつかの改良点があったようです。
ですので、次回の講座でも、さらなる改良がなされているかもしれません。
ところで、バランスメソッドを誰かに説明する際、どうやってお話したらよいか、今でも考えてしまいます。
整体? マッサージ? リフレクソロジー? 気功?
どれもあてはまりません。
カテゴリー分けができないのです。
「バランスメソッド」は「バランスメソッド」としか言いようがないのです。
実際、あちこちのいろんなところで施術を受けたことがある方ほど、
「こういう感じの施術は初めてですね、今までで一番いいかも」
などどおっしゃいます。
そして、押したり揉んだりされるのが苦手な人でも、バランスだけは大丈夫という方が何人もいらっしゃいます。
それだけ独自性があって、ソフトで安全なテクニックと言えるでしょう。
実際の施術は、おもに関節をうまく使って筋肉の緊張を解いたり、動きをよくしたり、はては内臓にはたらきかけたりと、一見するとシンプルなように見えますが、実は細かい手順や決まりごとが山のようにあって、うまくできるようにしっかりと練習しなければなりません。
練習すればするほど、効果が出るようになると思います。
バランスメソッドについての私見を・・・
筋肉は使い過ぎなどで、筋疲労を起こすと、硬くなって動きが悪くなります。また、ストレスなどで緊張した状態が続くと同じように筋肉が凝り固まってしまいます。
そうなってしまった筋肉をゆるめようとする場合、直接その筋肉を押したり揉みほぐしたりするのがいわゆるマッサージです。
効果は確かにあると思いますが、筋肉に直接アプローチするため、筋繊維が傷つきやすく、炎症を起こしたりします。
これがいわゆる「揉み返し」といわれるものです。
特に、違和感の原因が筋肉の奥深くにある場合、軽いタッチでは届かないため必然的に強い力で揉むことになり、さらに筋繊維がダメージを受けてしまいます。
また、人間には刺激に対して耐性がはたらきますので、同じ強さの刺激では物足りなくなり、どんどんエスカレートしてしまう方もいらっしゃるようです。
そのような方を施術すると、筋肉が骨のように硬くなっていたりします。
その点、バランスメソッドでは、「関節」にアプローチします。
直接筋肉を押したり揉んだりということは一切ありません。
筋肉というのは必ず2つ以上の骨にまたがって付いています。
筋肉(ここでは骨格筋:随意筋)の機能は脳の命令に従って縮むことですが、縮むということは、本来ゴムのように伸縮性があるということです。
これが凝り固まっている場合は、筋肉に直接アプローチせずとも、そのまたがっている骨(関節)をうまく動かしてやれば、自然と緊張状態はやわらいできます。そして揉み返しもありません。
この「うまく動かす」という部分が難しいわけですが。
最近、治療をしていると、関節にはたらきかけていると同時に、脳に向かって、「ここの部分の緊張を解いてもいいんだよ~」と信号を送っているという感覚すらしています。(先生、間違っていたらゴメンナサイ!)
カイロプラクティックでいうところの「骨のズレ」というのは、何も勝手に骨がずれるわけではなくて、その骨にくっついている筋肉が緊張して引っ張っている状態です。
ですから、カイロプラクティックの矯正とは、筋肉の矯正であるといえます。
筋肉、つまり、バランスメソッドでもからだのズレ、ゆがみをとる効果があるということです。
実際、ズレが治ったかどうかの一つの指標として、「筋力検査」というものがありますが、バランスメソッドの前後で検査すると、検査前は力の入らなかった筋力が、検査後には明らかに力が入るようになります。
もちろん、きついズレなどのときには、カイロプラクティックによるしっかりとした矯正が必要ですが、軽いズレ程度であれば、バランスメソッドで充分改善させることができます。
これまでで、患者さんから喜ばれたものとして、
・便秘がよくなった
・むくみがとれた
・背中の痛みがなくなった
・肩こりがいつのまにか消えていた
・膝の痛みがなくなった
・股関節の痛みが軽くなった
・翌日の寝起きが違う
・足の疲れ、だるさがとれた
・何より気持いい!
など、数えあげればキリがありません。
こんなに効果があって、ソフトで安全、何より気持ちいい!な「筋バランスメソッド講座」がいよいよ始まります!
詳細はこちらをご覧くださいね!⇒筋バランスメソッド講座
当院のホームページはこちらです
⇒宗像市 カイロプラクティック
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リンク
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⇒宗像市 マッサージ
⇒宗像市 整骨院・接骨院
2010年07月16日
ディバーシュファイドテクニック
こんにちは、⇒宗像市のカイロプラクティックの香月です。
カイロプラクティックという言葉の意味を簡単に説明しますと、ギリシャ語でカイロは(手)、プラクティックは(技)という意味になります。
名前の通り、手を使ってからだのゆがみをとる技術です。
テクニックがたくさんありますが、関節のズレを矯正して痛みをとりのぞいたり、動きをよくしたりするという目的は同じですので、それぞれのカイロプラクターが選択して使用しています。
これから時々、このテクニックについての説明をしたいと思いますので、カイロ治療を受ける際は参考にされてください。
今回は「ディバーシュファイドテクニック」です。
これは、本場アメリカではほぼ100パーセントのカイロプラクターが使用しています。
「スラスト」といわれる、いわゆるポキポキと音が鳴ることがある矯正法です。
「モーションパルペーション」といわれる「関節可動域検査」をおこない、可動性が減少している関節を見つけ、矯正します。
平たく言えば、からだを動かしてみて、固い場所があれば、すばやく動かして引っかかりをとるようなイメージです。あくまでイメージです。そのときに「パキッ」と音がする時があります。クラックホーンと呼ばれたりします。
これに関しては言いたいことがたくさんあります。
まず、「音を鳴らすのが目的ではない」ということです。
youtubeなどを見ていると、音を鳴らすことを目的にしている方がとても多いような気がします。(特に整体の先生)。団体によっては「いかにたくさんの音を鳴らせるか」を競っているところもあるようです。
カイロプラクティックでは、本当に動かしたい関節だけを動かすので、その周りにある関節はしっかりとロックしなければなりません。
ただ単に腰や首などをひねれば、音は簡単になります。(このため自分で鳴らす人がいますが、絶対にやめてください!その理由は後述)
やみくもに音をならしても、それは、「動きやすい関節が動いて音が鳴っているだけ」です。
関節は動きが悪いのはいけませんが、動きが良すぎるのも「ハイパーモービリティー」といってこれもよくありません。
よって、ただ単に音を鳴らすのは、そのハイパーモービリティーを作ってしまい、何もしないよりもさらに悪化します。
ところが、パキッと音を鳴らされるとなんだかすっきりしたような気分になってしまいます。これがいけません。
実際ある研究によると、パキッと音が鳴ると、その場所が正しいかどうかは関係なく脳内麻薬のようなものが分泌されるため、一時的にスッキリしたような気分になるようです。(小倉D.Cセミナー談)。
しかしスッキリするのはその時だけで、またしばらくすると違和感がでます。そこでまた関節を鳴らしてしまいます。よって自分で鳴らす人はどんどんエスカレートします。ひどい時は骨棘ができて、治りません。
私は経験ありませんが、私の先生のところには、「全身バキバキならしてくれ~」とおっしゃる患者さんがいらっしゃるそうです。
その方の検査をするとたいてい関節があちこちにずれていて、生活習慣からくるゆがみではなく、不自然なずれをおこしているそうです。
そういう方はたいてい整体などでパキパキされているそうで、きちんと説明をして、最小限の矯正をおこない、以後むやみに音を鳴らさないようにお伝えしているそうです。
ディバーシュファイドテクニックは骨格の矯正にはとても有効です。
なにせ、海外ではほとんど100%のカイロプラクターが行っています。(認定国ではカイロドクターと呼び、医師と同等の権利をもち、レントゲンやMRIも普通にできます。)
ディバーシュファイドテクニックは海外のカイロ大学では最初に習得するテクニックです。
ディバーシュファイドとは「多種の、多様な」という意味です。要するにいいとこどりのテクニックといわれています。それだけ応用範囲も広く、カイロプラクティックの根幹をなすものと言えます。
これからカイロプラクティックを学ぼうとされる方は、実技では、このディバーシュファイドテクニックから習得していくことになると思います。
逆に、まったく別のものから習得していくような学校や講習会?などは注意したほうがよいと思います。
ところで最近、「音を鳴らすのが悪い」というような風潮?があるように感じます(私だけ?)
「うちはパキパキしません!ご安心ください」みたいな・・・
でも、むやみにパキパキするものと、カイロプラクターがとことん検査して、しっかり関節をロックしてから最小限の力で矯正した際に「パキッ」と音がなるものとは明確に区別しなければなりません。
カイロプラクティックでは矯正をした後にも検査をして、動きが改善したかどうかを確認します。
一回矯正するにもここまで手間をかけます。
話を戻しまして、「矯正がきちんと行われたかどうかと音が鳴ったかどうかは関係ない」
ということです。「音が鳴ったからうまくいった」ではありません。その逆もしかりです。
音はあくまで目安です。また、この「音」は骨が動く音と勘違いしていらっしゃる方がいますが、これは、関節包の中の気泡が矯正によって潰れる音であるというのが最近の説になっています。
ちなみに「骨のズレ」といっても数ミリです。大きくずれている場合は脱臼などになりますので整形外科の領域です。しかし、数ミリのずれはレントゲンでは映りませんので整形外科で「異常なし」と診断されたものほど、カイロプラクティックの適用範囲といえます。
予断ですが私も経験者です。整形外科は5つ行きました。その全てで「異常なし」と言われました。そしてカイロで劇的に回復しました。
だいたい上記のことが「ディバーシュファイドテクニック」についての私見です。
佐賀県カイロプラクティック協会でも徹底的に叩き込まれます。
当院のホームページはこちらです
⇒宗像市 カイロプラクティック
⇒宗像市 カイロプラクティックのブログ
リンク
⇒宗像市 整体
⇒宗像市 マッサージ
⇒宗像市 整骨院・接骨院
カイロプラクティックという言葉の意味を簡単に説明しますと、ギリシャ語でカイロは(手)、プラクティックは(技)という意味になります。
名前の通り、手を使ってからだのゆがみをとる技術です。
テクニックがたくさんありますが、関節のズレを矯正して痛みをとりのぞいたり、動きをよくしたりするという目的は同じですので、それぞれのカイロプラクターが選択して使用しています。
これから時々、このテクニックについての説明をしたいと思いますので、カイロ治療を受ける際は参考にされてください。
今回は「ディバーシュファイドテクニック」です。
これは、本場アメリカではほぼ100パーセントのカイロプラクターが使用しています。
「スラスト」といわれる、いわゆるポキポキと音が鳴ることがある矯正法です。
「モーションパルペーション」といわれる「関節可動域検査」をおこない、可動性が減少している関節を見つけ、矯正します。
平たく言えば、からだを動かしてみて、固い場所があれば、すばやく動かして引っかかりをとるようなイメージです。あくまでイメージです。そのときに「パキッ」と音がする時があります。クラックホーンと呼ばれたりします。
これに関しては言いたいことがたくさんあります。
まず、「音を鳴らすのが目的ではない」ということです。
youtubeなどを見ていると、音を鳴らすことを目的にしている方がとても多いような気がします。(特に整体の先生)。団体によっては「いかにたくさんの音を鳴らせるか」を競っているところもあるようです。
カイロプラクティックでは、本当に動かしたい関節だけを動かすので、その周りにある関節はしっかりとロックしなければなりません。
ただ単に腰や首などをひねれば、音は簡単になります。(このため自分で鳴らす人がいますが、絶対にやめてください!その理由は後述)
やみくもに音をならしても、それは、「動きやすい関節が動いて音が鳴っているだけ」です。
関節は動きが悪いのはいけませんが、動きが良すぎるのも「ハイパーモービリティー」といってこれもよくありません。
よって、ただ単に音を鳴らすのは、そのハイパーモービリティーを作ってしまい、何もしないよりもさらに悪化します。
ところが、パキッと音を鳴らされるとなんだかすっきりしたような気分になってしまいます。これがいけません。
実際ある研究によると、パキッと音が鳴ると、その場所が正しいかどうかは関係なく脳内麻薬のようなものが分泌されるため、一時的にスッキリしたような気分になるようです。(小倉D.Cセミナー談)。
しかしスッキリするのはその時だけで、またしばらくすると違和感がでます。そこでまた関節を鳴らしてしまいます。よって自分で鳴らす人はどんどんエスカレートします。ひどい時は骨棘ができて、治りません。
私は経験ありませんが、私の先生のところには、「全身バキバキならしてくれ~」とおっしゃる患者さんがいらっしゃるそうです。
その方の検査をするとたいてい関節があちこちにずれていて、生活習慣からくるゆがみではなく、不自然なずれをおこしているそうです。
そういう方はたいてい整体などでパキパキされているそうで、きちんと説明をして、最小限の矯正をおこない、以後むやみに音を鳴らさないようにお伝えしているそうです。
ディバーシュファイドテクニックは骨格の矯正にはとても有効です。
なにせ、海外ではほとんど100%のカイロプラクターが行っています。(認定国ではカイロドクターと呼び、医師と同等の権利をもち、レントゲンやMRIも普通にできます。)
ディバーシュファイドテクニックは海外のカイロ大学では最初に習得するテクニックです。
ディバーシュファイドとは「多種の、多様な」という意味です。要するにいいとこどりのテクニックといわれています。それだけ応用範囲も広く、カイロプラクティックの根幹をなすものと言えます。
これからカイロプラクティックを学ぼうとされる方は、実技では、このディバーシュファイドテクニックから習得していくことになると思います。
逆に、まったく別のものから習得していくような学校や講習会?などは注意したほうがよいと思います。
ところで最近、「音を鳴らすのが悪い」というような風潮?があるように感じます(私だけ?)
「うちはパキパキしません!ご安心ください」みたいな・・・
でも、むやみにパキパキするものと、カイロプラクターがとことん検査して、しっかり関節をロックしてから最小限の力で矯正した際に「パキッ」と音がなるものとは明確に区別しなければなりません。
カイロプラクティックでは矯正をした後にも検査をして、動きが改善したかどうかを確認します。
一回矯正するにもここまで手間をかけます。
話を戻しまして、「矯正がきちんと行われたかどうかと音が鳴ったかどうかは関係ない」
ということです。「音が鳴ったからうまくいった」ではありません。その逆もしかりです。
音はあくまで目安です。また、この「音」は骨が動く音と勘違いしていらっしゃる方がいますが、これは、関節包の中の気泡が矯正によって潰れる音であるというのが最近の説になっています。
ちなみに「骨のズレ」といっても数ミリです。大きくずれている場合は脱臼などになりますので整形外科の領域です。しかし、数ミリのずれはレントゲンでは映りませんので整形外科で「異常なし」と診断されたものほど、カイロプラクティックの適用範囲といえます。
予断ですが私も経験者です。整形外科は5つ行きました。その全てで「異常なし」と言われました。そしてカイロで劇的に回復しました。
だいたい上記のことが「ディバーシュファイドテクニック」についての私見です。
佐賀県カイロプラクティック協会でも徹底的に叩き込まれます。
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