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2010年08月12日

アクチベータテクニック

こんにちは、⇒「宗像市の整体・マッサージ・カイロプラクティックのかつきカイロ」の香月です。

テクニック編、第3弾です。

今回は、僕が最も多用するテクニックである、「アクチベータテクニック」です。これは、「アクチベータ器」といわれる矯正器具を使って、矯正するものです。

ここで、アクチベータを説明する前に、「矯正」ということについて、お話ししなければなりません。

例えば、ある骨のズレを矯正しようとする場合、2つの要素が必要になってきます。それは、「矯正する力」と「矯正するスピード」です。※ここでは、矯正の方向、他の骨が一緒に動かないためのロック、矯正のタイミングなどのいわゆる「セットアップ」は除きます。

この2つの要素が合わさって、関節の矯正が達成されます。よって、力が強ければ、多少スピードが遅くても矯正は達成されますし、逆に、スピードが速ければ速いほど、その圧力は少なくてすみます。カイロプラクターは、患者さんの負担をできるだけ減らすことが大事ですので、矯正のスピードを上げて、力を小さくするように努めています。佐賀カイロ協会でも、力を瞬間的に発揮する訓練を受けます。

矯正の要素が分かったところで、アクチベータの説明に戻ります。矯正には「力」と「スピード」が必要であるとお話ししましたが、その中の「スピード」を人間が手で行うよりも約300倍速くしたものが「アクチベータ」です。これだけスピードを上げることによって、力はかなり小さくすることができます。実際、はじめて受けられる方の手のひらに「パチン」と打つと、あまりの軽い刺激に驚かれる方が多いです。

「矯正のスピードを上げて、少ない力で矯正する」

これが、上記で説明した、アクチベータの大きな特徴の1つです。

そして、大きな特徴がもう一つあります。

それは、「神経反応を見ながら、検査と矯正を同時に行う」

ということです。

どういうことかと言いますと、カイロプラクティックでは通常、関節をいろんな方向に動かしてズレの方向を見ます。(これをモーションパルペーションといいます)それを、アクチベータでは、「特殊な検査による足の長さの変化」をみます。その「特殊な検査」については、また別の機会にお話ししますが、説明会などで、実際に見ていただくと、皆さん一様に驚かれます。また、その検査と矯正を足から頭まで繰り返していくのですが、そのほとんどをうつ伏せで行います。頻繁に体の向きを変える必要がないため、患者さんにとって、非常に負担の少ない治療法と言えます。

ここで、あまり参考にならないかもしれませんが、アクチベータ器のイメージをお伝えしてみようと思います。まず、ノック式のボールペンを用意していただき、ノックしてペン先を出して指を離します。次に、ペン先を戻すために再びノックを押して、普通に指を離すのではなく、指を横にずらすようにしてパッと離すと、ノック部分がバネの力でパチッと戻ると思います。これを人間の身体に合わせて圧力を調整してあるものがアクチベータ器です。(わかりにくいですね…ゴメンナサイ^_^;)ちなみに今まで治療を受けられた方からは「パチパチ君」とか言われていました。


アクチベータの特徴をおさらいしますと、「器具を使って、少ない刺激で、うつぶせのまま、足の先から頭のてっぺんまで検査と矯正を同時に行えるカイロプラクティック」ということになります。

余談ですが、インターネットなどでは多くの場合「アクチベータ」ではなく、「アクティベータ」と記載されていることが多いです。

僕が調べただけでも、福岡では、天神やその他のカイロプラクティック院で、かなり多くのところが使用されているようです。また、佐賀県では、佐賀カイロプラクティック協会の会員の治療院では、アクチベータ治療を受けることができます。




当院のホームページはこちらです


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